金沢家族看護研究会

お知らせ

2017.12.08
2018年 2月10日(土)第27回 金沢家族看護研究会 wordアイコン
2017.12.08
2018年 1月20日(土)第26回 金沢家族看護研究会*第3土曜日開催 wordアイコン
2017.11.01
2017年 12月2日(土)第25回 金沢家族看護研究会 wordアイコン
2017.09.08
9月16日(土)第22回金沢家族研究会の会場が変更になりました。
2017.08.04
2017年 11月11日(土)第24回 金沢家族看護研究会 wordアイコン

「渡辺式」家族看護研究会 最新情報

お知らせはありません。

研究会について

 本研究会は2015年春、北陸新幹線の開業と時同じくして、「金沢」で始まりました。百万石の城下町の加賀、そして能登、越中、越前の北陸3県で、看護師の皆さんと家族看護の事例検討を通して、看護を探求したいと願って立ち上げた研究会です。

 100組の家族がいれば、100通りの家族の形があります。とりわけ北陸は厳しい冬の風土も相まって、少し閉鎖的で忍耐強く、事を公にすることを好まない土地柄です。

 そうした中の100通りの多様な家族の形がある一方で、家族の一員が病気になった、障害を持ったという、不幸/衝撃/困難にある家族の形は、驚くほど似ています。そこに系統だった専門的な手を差し伸べていくのが、家族看護という名のケアです。

 家族看護学の歩みを見てみると、学問的にアメリカ、カナダから導入され大学院教育が始まったのは2000年頃からですが、当初の任を担った鈴木和子氏は、日本型の家族看護を!と言い、渡辺裕子氏は現場の今を解決する無理のない家族理解を!と訴えていました。

 その両氏の考えの流れを組む形で、この金沢家族看護研究会はあります。つまり、この両氏の思想・考えを受け継ぐ形で柳原がいて、金沢の地で家族看護研究会を主宰していくものです。

研究会の<立脚点およびねがい>は以下の3点です。

  1. 研究会では、在宅を含む臨床の看護師の方々と二人三脚で事例検討を行なっていきます。<すずめの学校=♪鞭を振りふりチイパッパ♪>ではなく<めだかの学校=♪誰が先生か生徒か、みんなで…♪>方式をとります。
  2. 事例検討で分析に使うのは、家族看護の解決志向アプローチである、「渡辺式」家族アセスメント/支援モデルを使います。絡み合った事象・事例を一緒に紐解く作業(=アセスメントと解決の方向性を一緒に考えていくプロセス)を大事にします。
  3. 日本の今の家族を焦点化します。したがって事例は身近なものをとりあげます。参加はまったく自由で、会則も会費等もありません。

看護師であれば、どなたでも参加できる研究会です。お気軽にご参加ください。

代表 柳原清子

渡辺式分析シート

  1. 事例分析シート
  2. コンサテーションシート

金沢家族看護研究会 連絡先

  • 柳原 清子
  • 金沢大学医薬保健研究域 保健学系(家族看護/がん看護)
  • 〒920-0942 石川県金沢市小立野5-11-80
  • TEL:076-265-2562 (直通)
  • kyana@mhs.mp.kanazawa-u.ac.jp

代表者経歴

代表 柳原清子

柳原 清子

金沢大学医薬保健学域保健学系看護科学・
家族看護学/がん看護学准教授

1976年金沢大学医療技術短期大学卒業。その後明治学院大学等で、学部から大学院まで社会福祉学を学び、社会福祉学博士をもつ。看護師の臨床経験(訪問看護含む)約15年以上の後、1994年より日本赤十字武蔵野短期大学、新潟青陵大学、新潟大学で、<老年在宅看護><終末期看護><がん看護><家族看護>を担当する。2008年より東海大学で、家族支援CNS(専門看護師)および、がん看護CNSの教育を行う。2015年1月より現職。石川県生まれ。
主研究テーマを「がん・終末期・家族」をキーワーズとしており、長年「家族の悲嘆研究」を行ってきている。一方で、CNS(専門看護師)の教育を通して、実践家がもつ臨床知の探索と、在宅を含む看護臨床における「コンフリクト(もめ事)」を解決していけるスキルの開発が重要と考え、家族ケア研究所の渡辺裕子氏と共に、「渡辺式」家族アセスメント/支援モデルの開発に携わってきた。著書に『あなたの知らない家族』(医学書院)、『渡辺式家族アセスメント/支援モデルによる「困った場面課題解決シート』(医学書院)等がある。

「渡辺式」家族アセスメント/支援モデル開発の歴史

 「渡辺式」家族アセスメント/支援モデル(以下「渡辺式」)は、約12年前(2003年)に家族ケア研究所の渡辺裕子氏よって開発着手されたものです。当時多くの看護者から医療現場での「困った家族」の相談を受けていた渡辺氏は、その絡み合った事象を整理していく方法として、まず看護師自身に困っている状況を訊ね、それを列挙し、改めて「では、それぞれの人(患者および家族のメンバー)は何に困っているのでしょうか」と一緒に考えながら、分析シートに書き込んでいく方法を編み出しました。そしてその分析プロセスを、渡辺氏が発刊していた「月刊家族ケア」の小冊子で紹介したのです。この方法は、いわゆるコンサルテーションの手法を家族看護アセスメントに応用したものでした。

 当時、新潟県で地元のナース達と看護研究会をやっていた柳原は、「これは切れる!」と呻きました。そして、毎月送られてくる小冊子を片手に持ちながら、事例検討会を始めたのです。

 ナース達はいつも、「なんでこうなるの」と思わず声が出るような複雑な事例を抱えて困っていました。多くのことが複雑に混じりあって、ほんとうにややこしいのです。順番に「困り事は…、対処は…」と小冊子を片手に議論しあいながら我流でやっていました。実際に渡辺氏自身から、直伝で分析方法を教わったのは4年後ぐらいです。その間ズーと隠れ「渡辺式」ファンでした。世の中で家族看護が言われ、「渡辺式」という名が評判になって行くのを肌で感じながら、柳原は田舎でひっそり、こっそりとやっていました(笑い)。

 「渡辺式」の事例分析における「切れる」という感覚は、絡み合った糸がスルスルとほどけていく感覚でした。「ああ~そういうことか」と腑に落ちる感覚です。そしてもう一つやっていて気がついたのは、ナースが傷つかないということでした。看護臨床では、カンファレンス/振り返り/事例検討、この一見アカデミックな営みの影で、受け持ちナース達は、『針のむしろに座らされている』感覚と共に傷ついていました。

 「渡辺式」の事例分析には、それがないのです。切れる感覚、そして傷つかない秘密は、「渡辺式」の分析手順には、コンサルテーションの手法がベースに入っていて、全体がシステム思考(構造的/相互作用/円環的思考)での分析と、解決志向のアプローチをとるからです。

 さて歴史に話を戻すと、2000~2008年当時の家族看護学は、カルガリー家族アセスメント/介入モデルが中心でしたが、「渡辺式」は日本型の家族看護として注目されるようになってきました。柳原は家族支援CNS教育に携わるようになり、渡辺氏との協働作業が始まりました。そうした渦中で、多くの事例分析に携わると、看護師の家族の関わりの難しさにはパターンがあることに気づき、渡辺・柳原コンビで開発したのが《看護師-家族関係パターン10》です。これが「渡辺式」の第一モデルであり、同時に家族メンバー間での軋轢・コンフリクトの様相(メンバーの相互作用)を図式化したのが第二モデルの《家族関係パターン7》です。そして第三モデルの《意思決定支援モデル》は、柳原と家族支援CNSの協働の中で生み出されたものです。

 現在渡辺氏は、家族看護の第一線からは退いていますが、かつて渡辺氏から直伝で「渡辺式」研修を受けたナース達、および柳原が主催している金沢家族看護研究会や家族支援CNSが行っている「渡辺式」家族看護研究会等で、地道に実践とモデル開発、研究は続けられています。

「渡辺式」とは何か:理念、モデル、実践、研究

 「渡辺式」家族アセスメント/支援モデルとは、家族看護を実践するための‘分析枠組み’と、介入を考えるための‘考え方’、可視化を可能にするための‘モデル’や‘分析シート’の包括的な名称であり、現在我が国でいくつか開発されている家族看護モデルの一つになっています。以下に説明します。

理念

 「渡辺式」という名称は、開発者の名前にちなんだものですが、この名前に込めているのは、<すべては「現場」のために>という渡辺氏がモットーとした理念であり、<今、ここで>という解決をめざす方法論にあります。つまり、実践応用可能性こそが、こだわりであり、現場に役に立つか/立たないか、なのです。

患者・家族がナースの働きかけで、憩い・癒され・慰められ・力づけられ・安寧を得る。そしてナース自身もまた成長していける、どうしたらそんな家族看護実践を生み出していけるか、に徹底してこだわりたいと思います。ですから、「渡辺式」に固定化した絶対的なやり方があるわけではなく、柔軟に実践知を探索し、モデルを修正していきたいと考えています。

モデル

 「渡辺式」は3つのモデルと1つの分析シートを提示しています。「渡辺式」の第一モデルは《看護師-家族関係パターン10》であり、看護師(医療システム)-家族(システム)間の軋轢・コンフリクトの様相を明らかにしてあります。また家族メンバー間で相互作用を図式化したのが《家族関係パターン7》で第二モデルです。そして第三モデルは《意思決定支援モデル》です。

 この3つの特徴を述べると、《看護師-家族関係パターン10》と《家族関係パターン7》は、現場で起きている患者・家族と医療者間のズレや、家族メンバー間のズレの様相を明らかにして、解決を考えるものです。また《意思決定支援モデル》は、家族システムと医療システムの、それぞれの意向・認識を確かめて、合意形成をうながしていくためのもので、入院当初からの家族の意向を確かめ、医療の方針との調整をはかって行くためのモデルと言えます。

 また《分析シート》は、事例分析の思考過程を記述するものであり、可視化することで、自己確認およびチーム確認、また他職種提示が可能となります。分析シートは、こうしたことに使える道具です。記録一般に言えることですが、要となるのは、使いやすさであり、他者に提示した時の分かりやすさです。必ずしも形にこだわったものではありません。

実践:「渡辺式」と臨床推論

 「渡辺式」を使った実践とは、分析シートを活用してアセスメントし、支援計画を立てて実施していくことです。「渡辺式」の分析では、それぞれの人の『文脈をつかむ』つまりストーリーのようにして、その人の言動の背後にある言い分を推察します。

 ある時、緩和ケアの医師と公開の事例検討会を行った後で質問されたことがあります。<家族メンバーの言動から推察することを、家族アセスメントすると説明していましたが、Assessmentは,英和辞書に推察とは載っていませんが、本当に良いのでしょうか>と。(かつて他の医師からも、家族を推察するというやり方は事実の判断とちがって非科学的だと指摘されました。その医師は推察を想像と誤認したのだと思います。)

 私は返答しました、<Assessmentとは通常、査定や事前評価の意味であり、推察する(Guess)は含まれていません。一方で看護師のアセスメントとは、<判定・判断・推察・推論>と、推察・推論が加わっているのです。なぜなら看護がとらえる事象は、(医師の数字化されたデータや画像ではなく)、その人の言葉だったり、仕草や表情、行動なので、その人をアセスメントするとは、推察・推論の能力を最大限発揮して、リアリティに近づく必要があるのです>と。

 今「臨床推論」という概念がクリティカルケアの領域を中心として大流行りです。「臨床推論」とは、謎を解き明かしていく思考のプロセスなのですが、その中に大事な思考様式として、「仮説演繹法」があります。これは第一段階として、看護師が手掛かりとなる情報を収集する途中で、記憶に蓄えられた知識と関連づけられて家族の仮説が想起されることがあります。これが家族アセスメントです。そして第二段階は、関わりを通して、仮説に関連した情報をさらに集めて、仮説を検証することになります。

要するに、「渡辺式」のストレス認知と対処行動、家族の背景から、文脈をえがく(=仮設を立てる)、そして悪循環となっているところの調整をはかっていく(=仮説を検証しながら、支援方法を考案する)は、臨床推論における「仮説演繹法」を行っている、ということなのです。

研究

 「渡辺式」を使った研究は、どのようなものかと質問をされることがあります。

  1. 事例研究の中で、「渡辺式」の手順を踏んで分析する過程での、家族全体像のリアリティ、またそれを仮説とした実践展開の中での、ユニークな支援方法の発見
  2. 「意思決定支援モデル」などのモデルに沿った記述事例を数多く集め、事例をパターンに分類する中で、効果的な支援方法を見出す。
  3. 「渡辺式」が持っているシステムシンキングに基づいた研究:俯瞰的に状況をとらえ、個とサブシステム、サブシステムと全体システム、様々なシステムの間のことなど、システムシンキングに基づいた研究

などが考えられます。
「渡辺式」を使った研究というよりは、家族看護研究の中で、「渡辺式」の考え方や俯瞰する力を使う、というのが正確だと思います。基本的に「渡辺式」は実践のためのモデルと言えそうです。

分析シートの活用:
事例カンファレンスとリフレクション

 「渡辺式」の分析シートは、通常の記録としてではなく、カンファレンスなどの多人数で、ディスカッションを通して可視化することを目指して開発されています。なぜ可視化(=誰にでも見える図にすること)を強調するのでしょうか?それは臨床での、気になる2つのつぶやきがあったからです。

  1. 看護の手ごたえが解らない/看護の効果が説明できないという声:毎日懸命にやっているけれど、1つ1つの仕事が業務の一環であり、この行為が看護なのか、やっている意味や効果が解からない。
  2. カンファレンスの空しさ、無意味さ:発言する人はいつもいっしょで、解決に結びつかない。あるいは、ありきたりな解決法で真の答えに程遠い。

 臨床とは、物事がすさまじいスピードで流れていく場です。もたもたしていると仕事は終わらず、やりこなすだけで精一杯になります。歯車の1つのようにして仕事をしていくわけですから、患者・家族の全体像も時間の奥行きも見えず、また足元にあるチームの全体システムも見えません。

 実は、自分(達)が行っていることの意味を見出すためには、敢て一度立ち止まってみる必要があるのです。「流れに掉さす」という諺があります。小舟を操るための細長い棒が棹ですが、それを川辺に突き刺して船を進めることの意味です。船頭さんの姿を思い描いてください。棹を突き刺すと小舟は一瞬停止をしたようになり、その後グッと前進します。この「掉さす」行為が、看護での事例カンファレンス(事例検討)なのです。

 現場のややこしさにうろたえる時、自分(達)のやっていることの意味がわからなくなった時、イヤ、そうならないために、カンファレンスをして対象/事象を可視化するのです。事例カンファレンスの要素には、内省的思考(Reflective)が入っています。いわゆる「振り返りをする」ということです。

 正直に言えば、看護での「振り返り」の言葉に、私は良いイメージは持っていませんでした。重要となる「内省的思考」を単純な「反省」とごちゃ混ぜにして、「~できずに悪かった」、「申し訳なかった」、「何もできなかった」と自罰に走るか、反対に他罰的に処理していた自分の苦い記憶のせいだと思います。

 語の正しい意味での「リフレクション」の言葉が、看護界のあらゆるところで今重要と言われています。これは実践の意味と効果を問いかける作業なのです。この内省的思考とは、自分(達)の推論過程(看護実践)を意識的に吟味する思考法のことです。単純に言えば「これはどういうことだ?!」と、そのことを焦点化して、ジーと考え込んでみる。なぜ?何が?どのように?と多角的に検討し、推論を立て、再び、その推論が良かったかを検討する、徹底して吟味する思考法です。

 「渡辺式」が集団での事例検討会にこだわるのは、臨床で何をやっているかわからなくなる時/わからなくならないために、一度立ち止まって、内省的思考法を使って、事例を正しく吟味することを推奨したいからなのです。

「渡辺式」の事例カンファレンスとシステム思考

 事例分析において『針のむしろ状態』にさらされ、もうこりごりという体験をしたために、事例分析嫌いになっているナースをたくさん知っています。この現象は、事例分析の持ち方、司会者の力量に問題があるのでしょうか?そうではありません。実は事例分析の構造そのものに問題があるのです。2つの側面から説明します。

 1つは、看護実践(看護過程)が問題解決思考をとっており、物事の結果には、何らかの原因や要因が関連しているという因果関係的思考で成り立っていることです。事例検討をしようとするのは、何らかの悪い結果/困った事象が起こっている場合です。そこで皆で、何が悪かったのか/誰が原因かと探索を進めるのですが、それは受け持ちナースを責めることにつながるのです。

 2つ目は、事例分析していく時に「なぜ…」と問いかけてしまうことの多さです。誰も悪気はなく、つい言葉に出るのだけれど、過去の出来事でどうしようもないことを「なぜ?」と問いかけるのは、相手を責めることになります。

 「渡辺式」には、5つの仕掛けがしてあります。①システム思考(全体と個を同時に捉える視点)②円環的相互作用を見るので原因はありません③看護師が分析対象者に入っています。外在化です④対処行動つまりその人なりの取り組みをとらえます⑤解決志向で問題を問題としない思考法です。

 システム思考でものごとを分析すると、相互作用の様相とズレ/軋轢が見えてきます。白板に書くことで、事象と距離を持たせます(外在化)。そして看護師を分析対象者にし、困っていることとそんな中でも対応してきた経緯を明らかにすることで、看護師の「言い分」を明文化します。関係する人々のそれぞれの「言い分」が明文化された時、「ああズレていたのだ~」となる訳です。

 また、看護師を分析対象者にすることは、看護師に寄り添うことであり、これはコンサルテーション(相談ということ。相手の力量を引き出すための支援)機能です。「渡辺式」は実践に役立つことを目指して開発されました。「渡辺式」は看護師の力量を引き出すための支援の道具なのです。

モデルと論文

看護師-家族関係パターン10

  • 柳原清子、渡辺裕子
    渡辺式家族アセスメント/支援モデルによる「困った場面課題解決シート」医学書院.2012

家族関係パターン7

  • 柳原清子
    家族からの"巻き込まれ"とは 家族システム思考による解決志向的アプローチ.コミュニティケア.16(11).p10-17.2014

意思決定支援モデル

  • 柳原清子
    家族の「意思決定支援」をめぐる概念整理と合意形成モデル がん臨床における家族システムに焦点をあてて.家族看護11(2) P147-153. 2013

文科省「科学研究費助成」

文部科学省科学研究助成基盤研究C (研究番号20592927)

  • 研究代表者:柳原清子
    タイトル:がん患者家族の「意思決定プロセスモデル」の検証と決定プロセスでの家族システム変動の研究
    期間:2009~2011

文部科学省科学研究助成基盤研究C (研究番号24593531)

  • 研究代表者:柳原清子
    タイトル:がん看護臨床での「家族-医療者コンフリクト」の予防的看護介入スキルの開発―システム的円環コミュニケーションアプローチ
    期間:2012~2014

文部科学省科学研究助成基盤研究C (研究番号15K11683)

  • 研究代表者:柳原清子
    タイトル:多死時代における「死別の時」の家族リジリエンス査定と家族システム調整スキルの開発
    期間:2015~2017

「渡辺式」家族看護研究会と学会での「ワークショップ」

「渡辺式」家族看護研究会のメンバーは、2010年以降、連続して「日本家族看護研究会」および「国際家族看護学会」で、
ワークショップおよび学会発表を行ってきました。

  1. 柳原清子、渡辺裕子
    「渡辺式」家族・看護師関係パターン10-臨床での「コンフリクト(もめ事)」に焦点をあてて- 第17 回日本家族看護学会.2010
  2. 柳原清子、渡辺裕子
    「渡辺式」家族間調整における関係パターン7-家族間での「葛藤・もめ事」に焦点をあてて- 第18 回日本家族看護学会.2011
  3. 柳原清子
    解決志向型家族アプローチ-「渡辺式」家族アセスメント/支援モデルその3、第19 回日本家族看護学会.2012
  4. 柳原清子
    「渡辺式」家族アセスメント/支援モデル その4-解決志向的アプローチのパターン分類 第20 回日本家族看護学会.2013
  5. 柳原清子、佐藤律子、櫻井大輔、三枝真理、榎本美由貴、松本修一、石渡未来
    「渡辺式」家族アセスメント/支援モデル その5 -思決定支援モデルー.第21 回日本家族看護学会.2014
  6. 柳原清子、木村藍子、藤井淳子、今井美佳、福山幸子、横田益美、浅野悠佳
    「渡辺式」家族アセスメント/支援モデル その6 ここまで来た「渡辺式」!
    意思決定支援モデルの解説-第22 回日本家族看護学会.2015
  7. 佐藤律子、櫻井大輔、三枝真理、園川雄二、榎本美由貴、松本修一、石渡未来、森川真理、宇都宮望
    家族支援CNS登場!『家族の不仲・もめごとの調整術』
    -現場志向の家族アセスメント/調整スキルの解説->第22 回日本家族看護学会.2015
  8. 柳原清子、木村藍子、藤井淳子、澤田紀子、今井美佳、福山幸子、横田益美、浅野悠佳、樋口薫
    「渡辺式」家族アセスメント/支援モデル その7
    -“「渡辺式」看護介入システムモデル”の紹介-第23 回日本家族看護学会.2016
  9. 松本修一、石渡未来、森川真理、園川雄二、榎本美由貴、三枝真理、佐藤律子、櫻井大輔、宇都宮望
    家族支援CNS登場!-“仲良き家族は美しいのだろうか?”
    -現場志向の家族アセスメント/調整の実際-第23 回日本家族看護学会.2016
「渡辺式」家族看護研究会と学会での「ワークショップ」

国際家族看護学会

  • YANAGIHARA Kiyoko, WATANABE Hiroko:
    Japanese Style Family Nursing Model: Watanabe-Style Family Assessment and Supporting Model-Characteristics, Theoretical Background Practice and Research-. The 10th International
    Family Nursing Conference.2011
  • YANAGIHARA Kiyoko;
    Conflict Patterns between Healthcare Providers and Families and the Family Nursing Intervention in Clinical Oncology Practice Using Watanabe-Style Family Assessment and Supporting Model
    The 11th International Family Nursing Conference.2013
  • K.Yanagihara,M.Saegusa,Y.Asano,:
    Grief and Bereavement Due to Loss of a Sibling to Cancer in Adulthood: Transformations of Families
    The 12th International Family Nursing Conference. 2015
  • K.Yanagihara,D.Sakurai,R.Sato,N.Matsumoto ;
    Nursing Interventions for Addressing Patterns of Conflict between Families and Medical Systems. The 12th International Family Nursing Conference. 2017

金沢家族看護研究会 開催日程/内容

金沢家族看護研究会様子

金沢家族看護研究会は、
原則として毎月第2土曜日(時に第3土曜日に移動)の午後に開催します。
時間:午後13時30分-16時30分
会場:金沢大学保健学系キャンパス(小立野)4号館2階会議室

2016年度日程

2016年度 研究会ポスターはこちら

*タイトルはあくまで仮のものです。タイトルの予告はポスターで行います。
*開催日が変わることがあります。そのときは、ホームページでお知らせします。(ご確認ください。)

回 数 日程・曜日 内容(仮タイトル) 備 考
1 4月9日(第2土曜) 一見不可解な家族たち(本人に予後告知を絶対しないで、という家族)  
2 5月14日(第2土曜) 在宅移行期:強い口調の妻、愛情が溢れ出している家族、そんな家族に振り回されて  
3 6月11日(第2土曜) 希死念慮を強く訴える患者と戸惑う家族:希死念慮にどう対応する?  
4 7月9日(第2土曜) 「一人ぼっち」の入退院くりかえし:
過疎の集落、家族に見放されてしまったアルコール依存性患者への看護ケア
 
5 9月10日(第2土曜) 家族の拒否の中で家に戻れないと涙を流す患者:
高度がん医療の中で後遺症の手当が家族に過剰に期待される現実
 
  10月8日(第2土曜)    
  9月10日(第2土曜) 我流ですべて進めていく家族:看護アドバイスが無視されてしまう時  
6 2016年1月9日(第2土曜) 倫理的問題:
効果が望めない治療を何がなんでもと患者に強要する家族
 
7 2016年2月13日(第2土曜) 高機能病院での退院をめぐる患者・家族との調整